所長ブログ『シロとクロ』

鬼の顔も三度まで

2014/05/25

武勇伝をひとつ。
「仏の顔も三度まで」ということわざがあります。どんなに温厚な人でも、何度も無礼なことをすれば怒り出すことのたとえなのですが、平成15年4月に社労士を開業して以来、その逆を実践して、21か月で30事業所と顧問契約できたという実績は、保守的な鳥取県東部にあって、我ながら良く頑張ったものだと思います。
私自身は個性的ではあっても、特別人と変わっているという認識はなく、普通の日本人だと思っていますが、社会保険労務士を開業後、いろんなアイデアを駆使しながらがむしゃらに我流で頑張った結果、2年目に会社を設立し、3年目に労働保健事務組合を設立することができました。
普通の日本人である私でもできたので、私より後に社労士を開業登録した方たちに、誰でもできないはずはないと、そのノウハウをすべて伝えて背中を押してあげるように努めています。
事業所と顧問契約を取り交わすのに定石はなく、ひたすらに訪問して、自分自身の全てを事業主に見てもらうことに尽きると思います。
事業所を訪問する中で、会話しながら事業所に使える助成金があった場合、「うちには社労士は必要ない。」「仕事の邪魔をするな」と怒られてもなおかつ訪問して食い下がることで、顧問契約に結びついた事業所がいくつもありますので、有効な手段だったと思います。
つまり、前述の「鬼の顔も三度まで」というのがその意味で、「来るな」と三度鬼に断られても食い下がれば、四度目には鬼の顔が仏になるという例えです。
実際に食い下がられている事業主は、怒っている訳ですので、食い下がる程度によっては、営業妨害で損害賠償請求されないとも限りません。
そこで、私がよく取った行動が、例えば台風とか大雨や大雪など、人が外に出たくない日を狙って、「来るな」と言われた事業所を集中的に訪問したことです。
「近くに来たから寄ってみました。」と言って立ち寄るのですが、荒天の中無下に追い出される確率は低く、「それじゃあ30分だぞ」と言って話を聞いてもらえる確率が、格段に高く、その結果顧問契約に結びついた事業所がいくつもあります。
来月還暦を迎えるにあたって、これまでのような働き方は体に良くないと思い、そろそろペースダウンしなければと思っている今日この頃です。
DSC00398